私たちのチーム

キリマンジャロに初めて登ったのは1999年、20歳のときでした。それから25年、私はこの山に通い続けています。

なぜ通い続けるのか、とよく聞かれます。確かに、毎回疲労困憊、下山後は食事も胃が受け付けないほど疲れ、もう来たくないと心の底から思います。それでも戻ってきてしまうのは、毎回、壮絶なドラマがあるから。そして、みなさんのそのドラマをお手伝いできるこんな感動的な仕事は他にないと思うから。

ガイドとして世界中の山を見てきましたが、キリマンジャロほど参加者全員が本気になる山はありません。余裕で登れる人はほとんどいない。そして、特別に選ばれた人だけが登れる山でもない。山好きが海外登山に憧れて、10日間ほどの時間と、相応の費用を注ぎ込めばチャレンジできる山。限界まで頑張った人がちゃんと頂上に立てる——そんな絶妙なところにある山です。

そんな私にも、このキリマンジャロで、ずっと解決したいことがありました。

旅行会社を通じると、毎回違うガイドと組むことになります。その度にチームを一から作り直し、信頼関係を築き直す。ガイドの質も、お客様への向き合い方も、積み上げていくことがなかなかできない。

そしてもう一つ。ツアーの代金の多くは、実際に山を登る彼らではなく、間に入る会社に流れていく。

現地のガイドと直接つながって、ツアーのクオリティを自分たちで作り上げたい。お金を、働いた人に直接届けたい。ずっとそう思っていました。

そんな時に出会ったのが、アーロンでした。

最初の衝撃は、ツアーが終わった後のことです。「お客さん、ハッピーだったか?次はどうしたらもっと良くなると思う?」と聞いてきた。クオリティを上げることを自分から考えているガイドと、初めて会いました。

もう一つの衝撃は、下山した後。「荷物だけ家に置いてくるわ」と言うんです。登山口のすぐそばに住んでいるガイドと初めて会いました。彼はこの山の、本当の地元の人間でした。

後から分かったのは、アーロンがポーターから叩き上げでチーフガイドまでのし上がった人物だということ。日本のテレビ局の撮影にも同行していて、俳優の桐谷健太さんが登った時のガイドも彼でした。地元のガイドやスタッフからの信頼が厚く、彼らを束ねるボス的な存在。クオリティへのこだわりも、その積み重ねから来ているものでした。

2020年、コロナ禍でキリマンジャロへの登山客が消えました。アーロンたちの収入も、突然ゼロになりました。

迷いはありませんでした。それまでの数年で、アーロンとそのチームへの信頼は十分すぎるほどあった。仕送りをすることは、自然な流れでした。

私が思った通りの使われ方がされなくても、それはそれでいい。そう思って送り続けていました。

そのお金がどう使われたかを知ったのは、コロナが明けて再び山を登った時のことです。頂上に立ったその場で、別のガイドからこっそり教えてもらいました。送ったお金は、村の子供たちの学費に使われていた、と。

それもっとはよ言えよ、って。もっと送ったよ、そんなええ使われ方やったら、って。

2026年、アーロンとタンザニアで会社を設立しました。

タンザニアの平均月収は200ドル弱です。15人のツアーが1本出れば、50人ほどのスタッフが動きます。それは50人とその家族の、1ヶ月分の収入を生み出すことと同じです。旅行会社という中間業者を通さず、現地のチームと直接組むことで、このお金が彼らの生活に直接届く。

私たちが目指すのは、その先にあることです。

キリマンジャロの麓で育った子供たちが、「大人になったらキリマンジャロのガイドになりたい」と当たり前に思える場所にしたい。そのためには、ガイドが誇りを持って稼げる仕事でなければならない。私たちのツアーを選んでいただくことが、その仕組みを作ることに直接つながっています。

キリマンジャロに挑戦したいと思っているなら、ぜひ私たちのチームにお任せください。

Founder

山田 淳(Atsushi Yamada)
Yamakara Aron Founder
23歳で七大陸最高峰(セブンサミッツ)を完登。当時の世界最年少記録。マッキンゼー・アンド・カンパニー勤務を経て、2010年に登山ツアー会社Yamakaraを創業。TBS「情熱大陸」出演(2011年)。

私たちのチーム

Yamakara Aron Leadership Team

Aron Teete — CEO
キリマンジャロの登山口、マラング村生まれ。ポーターから叩き上げでチーフガイドへ。日本のテレビ局撮影にも同行し、俳優・桐谷健太さんの登頂をサポート。地元ガイド・スタッフから絶大な信頼を集めるチームのボス。

Augustino Frank — CFO
Aronの幼馴染にして30年のビジネスパートナー。Yamakara Aronの財務・運営基盤を支える。

Tony — Operations Manager
Aronの息子。現場オペレーションを束ねる次世代リーダー。

認定ガイドチーム

全員タンザニア国立公園局(TANAPA)公認ライセンス保持者。

Yamakara Aron Guide Team
Robson TeeteNo. 042160
Leons MoshiNo. 039120
Emily KimaroNo. 039654
Freddy TeeteNo. 043469
Selestin TembaNo. 039999
Elly MinjaNo. 040466
Holson MamuyaNo. 042867
Richard TeeteNo. 045267
Mark TimiraNo. 039118
Moses ChonjoNo. 041300
Danford MkonyiNo. 042124
Erick TemuNo. 038844
Davis KimamboNo. 043090

私たちの実績

94.6%

登頂成功率

2022年から2026年、8回のツアーで130名中123名がウフルピーク(標高5,895m)に到達。この数字が、私たちのチームの実力の証明です。